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対局日時は以下の通りです。 ① 3月 9日 水 13時 【勝者の名前入れる】 ② 3月10日 木 13時 【 以下 同じ 】 ③ 3月12日 土 13時 【 】 ④ 3月13日 日 13時 【 】 ⑤ 3月15日 火 13時 【 】 |
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GoogleDeepMind-ChallengeMatch《第5局》 5番勝負既に負け越したとは言え、13日の李セドル九段の打ち回しは、流石だなと感心しました。 本日の解説は、鶴山淳志七段です。 黒番は李セドル九段 白番はAlphaGo 右辺の駆け引きが始まって、AlphaGoが、白12と黒の石にイキナリ着けていつた時、私は「ははーん。白の作戦は中央の大模様優先を考えているな」と直ぐに気が付きました。 その為には餌と為る石が必要で、多分それを相手に取りこませる事に依って壁を作ろうとするのが一番効果的な方法だと思います。 白12のツケに対して、鶴山七段の解説は安全策の図示しましたが、それでは大きな模様は出来ずに、お互い細かい碁に為ってしまうので、AlphaGoは其の図は採用しないと思えた。 案の定、右辺下隅の3子を囮に使っている。 白22~24のコンビネーションが捨て石作戦だ。 此の事は段々進行して行く過程を観れば解かる。 ただ問題なのは、李セドル九段もその辺の事は充分承知して居る訳で、白の中央の模様をどの様にして消して行くか位は考えている。 左辺の下隅に三・三位から荒らし始めるのはかなり大きいのだけれど、李セドル九段は三・三で無く三の四に着けて行った。 ここから物凄い振り替わりの変化が現れる事と為り、こうした変化を誰が予想して居ただろうか? 振り変わった時点でも、白はかなり地にゆとりが有り、楽勝か?と思えたが、この後も李セドル九段の必死の寄せが打ち続けられて、かなり細かく為って行った。 しかし、白280手目を観て、李セドル九段の投了と言う結果に為った。 今回の碁はどちらが勝ってもおかしくない進行だったが、チョットだけ白に分が有ったのだろう。 |
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GoogleDeepMind-ChallengeMatch《第4局》 第4局の解説者は秋山次郎九段に切り替わってました。 私としては、やはり解説は大橋拓文六段が、とても解かり易く、展開解説も念入りにやってくれているように思える。 世間の囲碁ファンは前3局共、AlphaGoが完勝とも言える強さを見せつけたので、判官ビイキの意味も有って李セドル九段に応援を送っていたようである。 スタート早々の布石進行は、第2局の時と同じ展開を見せたが、12手目のコスミで変化した。 白40のツケは上辺を荒らす為に有りがちな手法で有る。 黒のAlphaGoは47と上辺の白石を遠くから睨んで技を仕掛けて行ったが、李セドル九段の白72の切り離しで中央の勝負を仕掛けた。 色々な棋士の検討が同時進行で行われていたのだが、誰もが気が付かない様な凄い手が李セドル九段に依って打たれ、アッと言った人が多かったらしい。 それが、白78の割り込みで有る。 他の囲碁ソフトにも言える事なのだけれど、ソフト側は負けの計算が済むと、やたらとおかしな手を連発し始める。 今回も終盤近くに為って、この特異なパターンが現れた。 第4局の勝ちを得た李セドル九段以上に喜んだと伝え聞くのが、韓国の囲碁関係者だったらしい。 其の気持ち、人間ならほとんどの人が感じた事かも知れない。 中一日置いて、3月15日に最後の第5局が行われるが、何だか李セドル九段に期待が持てそうだ。 |
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GoogleDeepMind-ChallengeMatch《第3局》 前2局の解説者・溝上プロに変わって、第3局は大橋拓文六段に依る解説と為った。 解説が局面、局面でとても細かく、展開図も解かり易く好評を博した。 前2局を落として後の無い李セドル九段は、この第3局の為に、寝る間を惜しんで研究を続けたと聞く。 李セドル九段の黒番布石は、1・3・5・7と中国流 この布石に、AlphaGoは、白12と掛り、次いで14とユッタリとかまえる。 その2間開きに李九段が黒15と切りを入れた事から、急激な捻じり合いに突入。 白16・18・20に対して、黒17・19・21と完全に分断。ここからの戦いは弱冠白有利との大方の意見が出ている。 確かに黒の一団は白に攻められ続けて苦しかつたが、黒53・55と打てた事で一息入れると同時に、左辺が2分割されていた石も黒57を打ち終えて完全に連絡と同時に左辺を黒地化した。 しかし、これはAlphaGo側からすると、白58を打てるメリットの方が大きく、別段困る事のない手だったのだ。 李セドル九段に、普通は2子置いてさえ勝てるプロは少ないと言うのに、この人工知能の大小判断の正確さは、李セドル九段と対等に打ち分けて、さらに上を行っている感さえある。 李セドル九段の非凡な才能と言うか、鋭い感覚が遺憾なく発揮された一手が、白の10の石へ黒77と附けた場面。 これは単なる右辺の戦いをここから起こして行こうと言う手では無く、遠く左上の白の大石の一団を一気に殺してしまう恐ろしい策略だ。 黒の83・85・87・89と言う石運びの意味を鋭く見抜いた白は、一旦左上の白石の一団に白90と補強の戻り手を打ち、様子を観るのだが、実はまだまだこれで白石が全て生きているとは言えないらしい。場合に依っては、白14・28・30・46・56・66・68の7子をトカゲの尻尾の様に切り捨てなければならないらしい。 李セドル九段が直ぐに取りに掛らないのが、チョットした気休めとなってはいるのだが、心配は附いて廻り続ける。 機械に依る《形勢判断機能》で見ても、この部分取られれば黒石15目の有利と言う結果が表示されているのだ。 この部分、凌ぎ方次第でいっぺんに全体の形勢を決めてしまうので、様子を観ながらここをどの様に凌ぐかが、白黒共に難しい訳で、全体としての有利・不利の結論を導き出せない部分もあり、未だ未だ五里夢中で石はあちらこちらと打ち続けられている。 黒の石83・87の2子のシチョウ当たりを防ぐための、黒115から下辺の白地の消しに取りかかるも、ここは黒に地が出来そうもない為、李九段はかなり無理手を連発して行くしかない。 黒が色々といじるのだけれど、黒147と刧がらみに無理やり持って行っても、AlphaGoは手抜きして148と上辺へ展開してしまう。 どうやら刧に為った処で、白に死ぬ手は無いものと生き筋を読み切っているらしく、アッサリ刧に応じて来た。 この下辺普通の人間だったら、李セドル九段の術に落ちるかもしれないが、見事見合いの生き形、白176を打ち終えて、ついに李セドル九段の投了と為った。 よみの深さ・正確さは正に人工知能の独断場だった。 これで3局とも、全て李セドル九段の投了だから、残りの2局も人工知能に凱歌が上がりそうな雰囲気。 |
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仕事が昨年末からたてこんでて話題に乗り遅れました。 第3局 左上 白が黒模様に打ち込んだのに、中央では白が主導権を取り、黒が苦戦しているという展開にまったく納得できないでいます。 |
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次回の対局観戦が楽しみ 3月8日の前夜祭の様子や、ソウル市のホテル会場の様子等をアップした、フォト・ギャラリーを観る事が出来ました。 パンダの滝裕子社長やマイケルレドモンド九段等など、とても素敵に写ってます。 続いて、9日と10日の公開対局の様子も、同じくフォト・ギャラリーでアップされていたので、当日の様子が手に取る様に解かりました。 AlphaGoチームの喜ぶ様子と対象的なのが、李九段の表情です。悲喜こもごもと言った当日の結果です。 第1局目にAlphaGoが中押し勝ちを収めたニュースは世界中にアッと言う間に広がり、大きな話題を呼んでいました。 第2局目の結果が出た際は、人間の限界説さえも流れたほどのショックが付いて回った様です。 それほど、この対局を世界は注目していたと言う事なんですね。 さて、次回3月12日の第3局は、解説・大橋拓文六段と言う事で、とても楽しみにして居ます。 なんせ、スペースマンとしてのIDで有名な、いわゆる『怪人』なんですからね(笑) どんなユニークな解説が聞かれるか、次回対局が今から楽しみです。 |
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むむむ!! 人工頭脳やるな~ぁ 『世界の李セドル九段』を持って来ても、平手で勝っちゃうGoogleの囲碁ソフト【AlphaGo】って、凄いですね! ついに人工頭脳が、人間の知能の上を行く日がやって来たようだ。 「まぁ、本日だけの結果では?」 等と、タカを括って明日も観て居られるかどうか? このアンケートに、いち早く解答を寄せて頂いた、solomonkoさんの予想が、ピタリと当たっている様に思えて来ました。 本日の「Challenge Match」世界中で何万人が注目していたのだろうか? 多分3ケタの万人が観ていたはず。 それにしても、人工頭脳が人間にチャレンジするはずなのだけれど、本日の対局を観る限りでは、人間が人工頭脳にチャレンジして居る様に思えてならない。 |
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Google DeepMind Challenge Match 第1局 ソウル市のフォーシーズンズホテルからのライブ中継を観た感想です。 結果ですが、Alpha Go の《中押し勝ち》{白番4.5目差} 観戦して居る限りでは、終始AlphaGoの優位が、形勢判断に現れ続けて居ました。 部分、部分での判断については、プロ棋士に依る色々な考え方は有った様ですが、形勢判断ソフトの優位・不利の表示は多分大筋で間違っては居ないと思われます。 中盤の競り合いでAlphaGoが主導権を握ったのが大きかった。 しかし、其の後右辺の対応で一瞬黒番の李九段にチャンスが巡って来た様だとの解説が、日本棋院の溝上知親九段より伝えられ、成程そんな展開も有るんだな・・と思っていましたが、そこはAlphaGoにスルリと上手く交わされ、最後の左辺隅もAlphaGoの手抜き読み切りで対応された結果、ついに李セドル九段の投了を引き出した。 囲碁ソフトの特徴は、場面が死なないと読み切ると、そこはほつぽらかしにして、次なる大きな手に直ぐ様向かう利巧な判断に有る。 プロ棋士為らばそうした事は、極当然なことなので有るけれど、時として、対局時間に迫られていたりすると、読み間違えが発生して、敗着の一手と為る事が有る。 その様な、読みの深さの差が、≪人間の知能vs機会知能≫の大きな壁なのだろう。 どうやら、今回の対局を観る限りでは、人間知能の5戦5敗も、有り得るかもしれないと思えて来ました。 さて、今回の対局棋譜をここに載せようかと思いましたが、日本棋院等の規約を観る限りでは、プロの棋譜についてはいわゆる≪著作権≫為る物が存在する様で、迂闊に添付することが出来ません。 |
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コンピューターが強く為ると・・・ solmonkoさんが書かれていた様に、コンピューターが強く為れば、囲碁の世界でもこれからは【封じ手】とか、【二日制】という対局スタイルが無く為ると言う事ですね。 世界の囲碁の潮流がどの様なものなのかは、僕は詳しく知りませんが、囲碁に【二日制】を採用して居るのは、多分日本ぐらいではないでしようか? |
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solomonkoさん
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アルファ碁はGoogleクラウドの空き容量を利用して一日百万局のペースで一人碁をして学習しているそうです。私は、イセドルも負けてしまうのでは、と予想しています。 しかし、囲碁の将来や人間の未来には楽観的です。今、すでに人間の方が弱くなって約20年のアチェス界で起きていることと、同じことが起きる、と考えているからです。 チェスは、chess.comの有料会員として、最近熱心に勉強しています。下記は引用や又聞きではなく、大量の英語やフランス語の文献やサイトを読んだ上でかいています。 1 チェスは、他のゲームに若い人をだいぶ奪われたが、廃れてはいません。chess.comには100万人以上の会員がいます。 2 人間の強者は、いまでも尊敬され、高額の収入も得ています。マグナム カールセンや、中村ヒカルなど。 3 封じ手制度が廃止されました。指しかけの夜にコンピューターで研究されないやうにです。持ち時間を短縮することで対応しました。 4 コンピューターを使い、歴代名人で誰が一番強いかが判定されました。その名人の全盛期の棋譜を、1年、2年、3年などのスパンで、序盤の定跡部分は歴史的背景があるので除外し、中盤から終盤の指しかたを解析↘のです。その結果、どのスパンでもボビーフィッシャーが最強とのこと。これは人間による事前の予想どおりでもありました。 5誰でもたいていチェスソフトを持っているにも関わらず、人間と指したがる人が後を絶ちません。私程度でも chess.comで平均より少し上にいます。バソコンをみながら不正をする人が少ないということですね。 6手直しは、バソコンがしてくれます。その機能を使う前に必ず自分の頭でよく考えろ、と注意書がありました。 |
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世界には色々なゲームが有りますが、コンピューターのソフトが次々と人間の知恵を打ち負かせています。 人間最後の聖域とも言われる囲碁迄もコンピューターに打ち負かされる日はいずれ来るとは思いますが、少しでも人間優位を保って居たい気持ちは、僕にも有りますから、本当は日本のトップである井山裕太六冠にこのソフトを打ち負かして欲しい気持ちが強いですが、もしも、5戦5敗してしまったら、日本の囲碁界は此の先100年世界中から「ヤッパリ駄目ね!」と言われかねませんので、取り敢えず、韓国の李九段に頑張ってほしいですね。 ここが負けたら、日本の井山六冠が次に出て行く? 否、出ません(笑) 当然です(笑) 我々ド素人が考えている以上に、日本のプロ棋士のプライドは高いらしいですから・・・ そんなら、もっと世界戦で日本が頑張ってほしいとも思うのですが・・・・此の辺が難しいですね(笑) そうそう、予想を書き込まなくっちゃ為りませんね。 僕の予想は以下の通りです。 1. 【李九段の勝ち】 人間の 1勝0敗 2. 【李九段の勝ち】 人間の 2勝0敗 3. 【李九段の勝ち】 人間の 3勝0敗 ここまで来ると、韓国人の気質で「やはり韓国囲碁は世界ナンバーワンだ!」と、韓国囲碁フアン達が鼻高に為ってしまう。「日本人も我々に見習え!」等と、暴言を吐く奴も出てくる始末。 そうなると、日本人特有の「強気を挫き弱きを助ける」気質が顕著に表れコンピューターを応援してしまう(笑) 4. 【AlphaGoの勝ち】 人間の 3勝1敗 5. 【AlphaGoの勝ち】 人間の 3勝2敗 これが僕の予想です。 |
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