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囲碁創作の世界2 2018年05月23日
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現在comet505氏が、囲碁創作の世界で《パンダ村のコラム》を綴っておられます。
此のたび、honestyboy氏が、comet505氏とは別に《白黒決着のコラム》と言うタイトルで、囲碁のマナー周辺についてのあれこれを綴ってくださると言う事なので、comet505氏のコラムと混じり合う事の無いように、囲碁創作の世界2として新しく板を立てました。これはhonestyboy氏専用の板として、今後も続けて行きますので、パンダ会員の方がたは楽しんで頂ければと幸いと思う次第です。明日より連載開始となります。

なお、パンダ会員の方の中で、自分も何か綴ってみようかと思われておられる方は、専用の板をmijinkoが立てますので、気楽にメール等で申し込んでください。
多くの会員の方がたのご協力で、楽しい【パンダ囲碁図書館】を作って行きましょう。ご協力お願いいたします。
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No.17 2018年05月23日 
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《白黒決着のコラム⑰》こんな時代・・・

今話題の本新刊本【アルファ碁Zenの衝撃】が読みたくてネット通販で買い求めました。
何故ネット通販で本を買い求めたのかと言いますと・・・その理由は(①近所の本屋では、お取り寄せ品となり、我が手元に届くまで1週間程は待つ事に為る)(②実物の中身をパラパラと確認して、買うのか買わないのか本当は決めたいのですが、出たばかりの新刊本を店先に並べて有る書店まで出向くとなれば、地方都市から都心まで交通費が掛かるし、その挙句つまらない中身だったら交通費の無駄遣い)等など・・・そんな訳で、新刊本と言えども、その本の読書感をブログで書いている人は数多くいるので、中身の良しあしは有る程度推察出来そうと普段から思っています。

この本に関しては、プロ棋士のブログにも幾つか感想が述べて有ったので、私は本を取り寄せる事にしました。
宅配手数料が掛からないアマゾンで、他の本数冊とまとめて購入依頼のEnterキィ―を押しました。

翌日に手元に到着。便利な時代に為ったもんです。

早速ボックスを開封してみた処、其処には何時ものように〔詰めるダケ・高価買取〕のパンフレットが同封されてました。

まぁ、他人に拠っては読み終えた本を此の様な業者に売り払ってしまう人も居るようです。少しでも元手を取り戻そうと考えての事だと思いますが・・・。
中にはツワモノが居て、本でも何でもネットで買い物してはクレジット決済(それもリボ払い)を繰り返し、手に入れた品物はすぐさま現金化すると言う自転車操業の信じがたい錬金術師も居ると聴きます(笑)これはどうなんですかね?自殺行為と思われますが、生き死にが掛かっておれば、必死に色々な思考を手当てしなければ凌ぐ事が出来ないと言う場面は、囲碁の対局でも多々ある事と似ていますね(笑)囲碁の場合、バタ狂れば大抵は失敗しますから、私など常に危険な場面へと突入しないように、普段から手厚い石運びを心掛けています。
まぁ、話がチョット横道に突入仕掛けましたが・・話を元に戻しますと、

囲碁の本は、そのほとんどが技術本だと思うし、ファッションの様にはやりすたりが無いものだから、囲碁の本は手元に大事に取っておきたいですよね。
囲碁愛好家同士で、秘伝書の貸し借りは碁仇に塩を送るようで本当は遣りたくない事だけれど、それが元で親交が因り深まるって事も多々ある訳です。

兎に角、今手元に届いたこの新刊本、ジックリと研究しつつ読み進めたいと思っていますから、悪徳業者のパンフレット作戦には乗りません。

うっかりb●●koff等に本を売りに行けば、信じられない様な捨て値で持参した本を取られてしまいます。(遣らずボッタクリ)と言う言葉を絵に描いた様な光景に遭遇する事間違いなしです。
私は此の様な処で中古本(書き込みの無いほぼ新刊本に近い物)なら、時々買い求める事はしますけれど・・・

まぁ、一つの本を巡って今の世の中は色々な動き方が有るもんだと思う次第です。
No.16 2018年05月11日 
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《白黒決着のコラム⑯》ウイルス駆除

自分のパソコンに他人からウイルスをしかけられた疑いがもたれた以上、これには即座に対策しなくてはならない。
自分だけの不利益ではなくて、お友達への迷惑拡散をしてしまう事に為りかねないからだ。

いま、対策の弱いパソコンや古い年式のパソコンを通じて、そこから色々な施設や設備に遠隔操作を行う悪質なウイルスがかなり出回っていることは聞き及んでいます。

他人からの不正遠隔操作が比較的簡単に出来てしまうのが、今流行りのグーグル等のお話スピーカー類だ。これらは他人から不正アクセスされ易い脆弱さが欠点と言われている。一度他人からウイルスを仕込まれると、家のモニター等で室内の様子を勝手に覗きこまれたり、ドアの電気鍵を勝手に開放されてしまう危険性も指摘されている。
有る日家に注文もしていないピザ―ラが訳無く届けられたりしたら悲劇ですよね(笑)

そんなことを念頭に我がパソコン内のウイルス駆除を業者にお願いした。
駆除に掛かる料金は「調べて見ないと解りませんが・・・大体2万円以内ではないでしょうか?」と言うので、とりあえず調べてもらう事に・・・。

パソコン画面のガジェットCPUメーターがかなり重くなっていることから、悪質なウイルスが作動している事を業者が、私のパソコン画面を遠隔操作しながら説明してくれた。
怪しげなファイルを一つ一つ調べて行く様子を見ていると、《安全》はタダで無い事に付いて考えさせられるハメと為った。

約1時間ほど掛かって2個のウイルスを駆除した。これでパソコンも結構早く作動する事と為った。
「まぁ、お客さんは御年寄ですから、H系のファイルに接続する様な事は無いと思いますが、比較的此の様なH系ファイルには、悪質なウイルスをしかけて有る場合が多いので、注意してくださいね」だって・・・そーなんだ??思い当たるフシは無いけれどね(笑)

パソコン立ち上げたばかりと言うのに、ガジエツトのCPUメーターの針が80%以上も振れているようならば、他人が勝手にパソコンを乗っ取り使用している可能性もあるので注意しましようね。

ウイルス駆除を手早く実行した事で、パンダのお友達の皆さんがたに、ウイルスの感染と拡散をしなくて済んだ事、先ずはひと安心。
パソコンをいじる者の一人として、これはマナーですからね。
No.15 2018年05月09日 
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《白黒決着のコラム⑮》フレッツ・ウイルスクリア

普段使うPCにNTT東日本のウィルス対策ソフトを入れている。
NTT推奨の最新バージョンに切り替える事2回。
月々の料金も口座引き落としでキチンと決済していると言うのに・・・私のPCは知らぬ間にウイルスに汚染されて居たらしい。

私は毎日PCを立ち上げる前に、ウイルスクリアを立ち上げて「パソコンは保護されております」を確認していた。

しかし、本日、必要が生じて「天頂の囲碁7・zen」を立ち上げて《新規対局》をクリックし、そのソフトの設定を行った後で対局を始めた処・・・
???と為った。

19路盤上でソフトが勝手に黒白連続で動いている。

???

私は天頂の囲碁7・Zenをソフトvsソフトの自動対局に設定したままなのか?と思いなおし、ソフトを一旦切って、再設定し直し、またスタートさせたのだが、やはり同じ動きをしている。

変だと思い、調べてみたが私とは全然縁もゆかりも無い他人が、このソフトを勝手に動かしている事が判明。

何と言う事だ!!

私はパソコンのトップ画面にショートカット立ち上げの為のアイコンを【削除】した。

今、私のパソコンからは天頂の囲碁7・Zenは消え去った。

ソフトを再インストール出来るかどうか不明なのだ。・・・と言うのは、ソフト使用許諾の為のシリアルナンバーがCDに付いており、此のナンバーを既に打ち込んでいるから、このCDを他のパソコンには勝手にインストールできない仕組みと為っているからだ。

月々利用料金を支払い続けているのに、NTT東日本のウイルスクリアの月報告《異常有りません》の表示は何なのだ!!
此の事を電話にてNTT東日本に説明したところ、ウイルス駆除の業者を紹介してくれた。
其の業者が、これまたNTT関係の下請け業者で、ウイルス削除料金が12000円から15000円程掛かると言う。それだけで完全にウイルス駆除が出来るのかと言うと、100%の保証はパソコン駆除を実行して観ないと何とも言えないと言うから呆れる。

こんなインチキくさい話に信用してしまって良い物かどうか?

世の中金もうけの為には、色々とトラップが仕掛けられているようだ。

自分の仕事内容に、どれくらい信用度が有るのかどうか白黒ハッキリさせてほしい。NTT東日本さんよ!!
No.14 2018年04月11日 
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《白黒決着のコラム⑭》投了マナー

韓国棋院の院生を目指す子供囲碁教室が盛んな韓国へ以前日本からの視察団に参加して出かけた事が有ります。
韓国の子供囲碁教室は毎年院生へ何人自分の教室から送りこめたかの多寡で、教室の経営が上向くか下向くかが極端に決まってしまう様です。そこで強いインストラクターを教室は揃える事に必死に為り、インストラクターはインストラクターで自分の成績を上げるために、才能の有る子供たちに色々な裏技を即効的に叩きこみます。

そんな下地が有る為なのでしようか、韓国の子供達には『投了』と言う二文字は無きに等しい様な気がします。

「どんなに自分が不利だと思っていても、相手も神様で無いから間違いが起こる事もあるから、投げてはいけない」と、インストラクターは子供達に言い聴かすと聴きました。

どうも韓国の棋士達が対戦中に中々投了しないと言う訳は、ここいら辺から来て居たように思えてなりません。

石田芳夫九段が以前投了の基準と言う事で発言されて居た事を私は覚えています。

「アマチュアの段位者ならば、10目位の差が出ているような時、アマチュアの級位者ならば、20目位の差が出ているように自分自身で判断出来、大きな逆転のチャンスも見込めないと判断したならば速やかに≪投了≫を申し出るのが正しいマナーと思います」

一言一句間違いの無い内容発言とは違いますが、上の様な意味の発言を、石田芳夫九段はされておりました。

囲碁対局にとって、日本式の潔さが良いのか?あるいは、韓国式の勝負に対する拘りに徹するのが良いのか?

投了についての考え方は、日本と韓国では国民性の差が有るようですが、私として思う事は、自分で投了すべきかどうかの見極めを場面を観て判断出来力量が有るか無いかにかかわって居ると思えます。

日本式に潔く投了すると言う事は、裏返して考えれば、相手の力量を尊重していると言う事に直結している訳でも有り、ここがとても大切な考えだと思えてなりません。

粘りに粘り・・その結果、勝負の内容が最後はグチヤグチャに至り、挙句に「数える碁じゃないね」と言って終局整地をせずに席を立ちあがったとしたら、以後そんなマナー知らずの相手とは囲碁を打ちたくないと思ってしまいます。

囲碁はマインドスポーツゲームなので、やはりマナーの爽やかさが大切だと思うのは、日本人として守り続けて行きたいものです。

そして局後に爽やかな気持ちが相手にも、自分にも残せる対局マナーは囲碁を打つ者として、絶対無くしては為らない大切なものと私は思います。
No.13 2018年04月08日 
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《白黒決着のコラム⑬》竹島問題

2016年6月30日に韓国のイ・セドル九段があろうことか日本固有の領土である竹島に不法上陸して、此処で『第1回独島分かち合い特別対局』(ペア碁)が行われた。

 (プロ)イ・セドル九段㊚(アマ)チャン・へヨン六段㊛ 

         VS
 
(プロ)イ・スラ四段㊚ (アマ)キム・ジャンフン六段㊛

と言うのが組み合わせの中身である。

これは韓国国民注目の中で行われた特異な対局と言う事で、日本人の間でも記憶されている人がかなりいる筈。

当時はパク・クネ政権下で反日感情はとても強かった。この放送が韓国国内で大々的に流されると、日本政府の菅官房長官が政府見解としてとても不快だとの発言をした。
これについてはNHKでも「今後、アジア囲碁選手権大会をテレビ放送中止にする方が良いのではないか」とさえ言いだすプロデューサーが居たと言う大問題へと波紋の広がりを見せた。

囲碁を愛する気持ちは世界共通で、そこに壁は無い等と言っていた日本人の心の中に、韓国政府が泥靴で乗り込んで来たような不快感が残った。

韓国が囲碁を政治利用してまで、我が領土などと主張する竹島(韓国名・独島)を、この際両国のトップ棋士10名ずつで白黒決着を着けてみてはどうか??

勝った方の島と言う事で結論付けてしまえば文句は有るまい。

日本がキッと負けそうだ等と思うようでは、日本の囲碁の実力は知れたものだと言わざるを得ない。

あと後シコリを残さない対局で勝負をつけてしまえば、今後あんなチッポケな島の事で悩まずに済む筈。

日本の棋士が此の対局に勝てば、勿論国民栄誉賞を出すだけの価値は有る事と為る。逆に負けてしまえば、政府は日本の囲碁教育の底が浅かったと反省して、囲碁の義務教育に力を注ぎこみ、世界に名だたる日本の棋士を育て上げれば良い。

そんなコペルニクス的発想の転換が、弱い今の囲碁界には必要なのではないだろうか?
No.12 2018年03月11日 
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《白黒決着のコラム⑫》経営ノウハウ

《白黒決着のコラム⑩》で、私が囲碁仲間達から頼まれて「囲碁を安く遊べる場所を何とか作ってくれないか?」と、要請を受け、なんとかかんとか町の集会所を市役所から1日300円(午後1時から5時までの利用時間)で、月・水・金の3日間1カ月12日利用。の囲碁サークルを多少の自腹も切って作り上げた事は、先にお話しした通りです。

「1カ月12日間だけとはいえ、1カ月600円の会費だけで囲碁仲間たちと遊べるならば、これは安い!」

と、地域近隣の囲碁愛好家達が、私の想定外の処で口々に言い伝えていたようです。

そんなことも有り、私が当初考えていた「囲碁サークル採算ライン」の枠をはるかに超えて、今現在は町の小さな集会所に1日24名から28名程の囲碁仲間が、三三五五と集まり始めました。

1カ月で12日間集会所を市から借り出すと為ると、月会費600円をキチンキチンと納めてくれる仲間が最低6人は居ない事には赤字と為ってしまいますが、幸いにも今現在は月会費600円を払い込んでくれる仲間達が24名居ますので、その会費合計だけでも12400円が黙って集まります。こうなると経営は安定する訳で、囲碁を楽しむ日数をもっと増やそうと言う話に為り、月会費は600円の儘で火曜日と木曜日だけお休みと言う事にして、日曜日・月曜日・水曜日・金曜日・土曜日の週5日間囲碁を楽しむスケジュールに拡大しました。市役所への使用料金払い込みは月額6000円だけです。そして、ネスカフェのコーヒーメーカーも利用する事とし、参加者全員がタダでコーヒーも飲める事が出来るように為りました。

こうして囲碁の利用日が増えてみると、以前は1日当たり50円の単価計算だったのが、今は1日当たり30円の単価計算で有り、その上タダでコーヒーも楽しめるのですから言う事無しです(笑)

こうなると人間と言うのは欲深いもので、「俺も会員にしてほしい・・・」との申し込みが増えつつあります。処が、今の集会所の広さでは人数が部屋に入りきれなくなるので、申し込みを断って居ます。
特に、土曜日に限っては【無料・子供囲碁教室】を我々大人達が地域の子供さん達に囲碁を教えて居るスタイルなので、地域のお母さん達からとても喜ばれて居ます。
子供さんたち用に9路盤や13路盤の囲碁セットも今では合計9セット用意できましたから、子供用の指導本を市の図書館から借り出して教えています。子供たちへの詰め碁の宿題なども、コピー機で沢山印刷して宿題として持ち帰らせている様な訳です。

大人たちは結構昼間暇なので、囲碁の集会所の世話人も交代交代でこなせるようにスケジュールの調整も現在上手く運んでいます。

この分では近くに別な集会所を借り出す事も考えて、地域の要請に答えなくてはならないかもしれません。
No.11 2018年02月26日 
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《白黒決着のコラム⑪》阿漕な朝日新聞社

将棋も囲碁も、棋士達の打った棋譜は、すぐにネットで簡単に見る事が可能です。

いま、チョット話題に為って居る話ですが・・・あの藤井壮太五段と羽生善治永世七冠の朝日杯の公開対局。藤井壮太五段が見事に羽生を破り、次の決勝戦でも勝った事で見事に優勝し、アッと言う間に五段から六段へ昇段。この間僅かに13日間だけの五段でしたから、藤井壮太の五段在籍中の藤井グッズがものすごいプレミアムが付いているんだと言う。将棋連盟は羽生と藤井が公開の場で対局に使用した駒と盤をネットで売りに出した処、アッと言う間に150万円で落札。
そんなこんなで・・・藤井と羽生の公開対局の棋譜を色々な処で使用したいと朝日新聞社に申し入れると、棋譜使用料金として何と10万円を請求されるのだと言う。まさに驚き!・・というか、これって阿漕過ぎやしませんか?
主催者の朝日新聞社の見解としては、1カ月以内の棋譜を無断使用する事は、許しませんと言ってます。

・・・と言う事は、囲碁の場合でも、名人戦を主催している朝日新聞社は、我々が名人戦の途中経過の棋譜をパンダネット等の日記等で勝手に紹介すると、「10万円を寄こせ!」と言われてしまうわけじゃないですか!!

囲碁を世界に広めたいという割には、朝日新聞は阿漕過ぎやしませんか??

一般的には棋譜に著作権が有るのか無いのか?
No.10 2018年02月18日 
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《白黒決着のコラム⑩》腕組みしたままの奴

世間には自分では何もせず、腕組みをしたまま文句だけを平気で言う奴が居るものです。
私は某地方都市のホンに小さなコミュニティで、囲碁普及に少しでも役立てたいと思い、囲碁のボランティア活動に精出して居ます。

最近、地区の囲碁愛好家達から「囲碁を安くて楽しめる集会場を是非とも立ち上げてもらえないでしょうか?」と6人ほどのお年寄りから頼まれました。
私の住む地区は別段過疎化が進んでいる訳でもなく、JR駅前には日本棋院の支部が有り、囲碁の愛好家たちはそれなりに、その碁会所で楽しんでいるようです。
しかし、碁会所は一日の利用料金が1000円です。
囲碁が好きだと言うだけで、毎日碁会所に通っていては、かなりの経費がかかる計算ですから、それよりも囲碁愛好家達が集まって、地区の集会所等を役所から借りて、そこで囲碁を打てるようにすれば安上がりで有り、住民たちとのコミ二ュケーシヨンも築けると言う考えなので、私に一つ世話人として起ちあがってもらえないかと言うお願いを持ちかけられました。
市役所の生涯学習課に掛け合って、囲碁の盤と碁石セットを10組程貸し出してもらえないものかと、囲碁愛好家の嘆願書を40名分集めて、申し込みに行きましたが、役所としては棋具類の貸し出しはしていないとの返事でした。
そんな訳で嘆願書が無駄に為るのも切ない事と思い、自腹を切ってリサイクルセンター等を探し歩き8面ほど用意しました。
集会所の借り出しも、囲碁愛好会の団体使用として申請し、毎週、月曜日・水曜日・金曜日の3日間を、午後1時から5時まで借りだして頂ける事に為りました。そこで、皆さんに集まってもらい囲碁愛好会の立ち上げ規約などを話し合いました。
棋具等も古く数も少ない為に、いずれ購入する目的等も有り会の入会金を1000円各自に入れてもらえるよう話し合いました。そして集会所の利用料金支払いも掛かるので、各人の月会費として600円を世話人の元へ持参して、それら経費の監査人も二人設け、ノート等で日報管理報告を徹底し、皆が気持ち良く囲碁を楽しめるように規約を定める事にしたいと設立趣旨も話しました。
会員となった人以外にも、囲碁を楽しみたいと集会所に時たま遊びに来てくれる人には、ビジター扱いで利用料金100円を徴収するのが、正会員にも顔が起ちます。正会員は月額利用料が600円なので一日当たり50円の利用料という計算です。
世話役・監査役の人の経費は全てボランテァとして無償協力してもらう事と決まりました。
特に、世話役の人は会場のセットや湯茶の用意など事前に準備する苦労も多い訳です。それを無償でお願いする訳で、囲碁を愛する気持ちが有って協力して頂けると言う訳はとても生半可な気持ちだけでは続かないものと思えます。

そんな事を皆で話し合っている時に「月額600円の会費とすれば、年間7200円ものお金が掛かるんですよね?少し高く無いですか?出来れば会費はもっと安く出来ませんか?」との発言が聴けました。

私はそれを聞いて「今時町でラーメン一杯食べても800円ぐらいは取られますよね。碁会所だと一日1000円は安い方です。月額600円の会費は確かに12日間全て参加した場合の計算では有りますが、世話人が一回一回利用料金を集める苦労など考えてあげないと、誰も世話人ボランティアとして汗水流してやってもらえ無いと思いますよ。その辺の縁の下の苦労を考えてみていただきたいのですが・・・」「第一、なんとか皆さんの願い出に答えたいと思い、碁盤や碁石を無料で提供してくださった協力者3人のご苦労も察してあげてほしいと思います。若しも、月額600円の会費支払いが嫌というのでしたらば、一回一回の利用料金100円ずつを支払っての自由参加のパターンでお願いします」と、まぁ、10人いれば10通りの考え方が有る事は、理解出来ますので、会費は強制的なものではないから、参加費の支払い方法は色々と有る事だけは、角が立たないように丁寧に説明をしました。

大抵どこにも居るのですよね。こう言うクレーマーが・・・腕組みだけしてクレーム付ける前に、あなたが囲碁を愛するならば、どれだけ会へ協力出来るのかを先ず最初に立場を変えて考えてみてほしいものです。

全く!! 最近の年寄と来たら文句だけは一人前なんだから・・・。
こう言う人が、会の設立趣旨を理解せず、チームワークを乱すんですから・・・「排除」とは言いたくありませんが、囲碁を皆で楽しむと言う最大のメリットだけは理解してほしいものです。

なんだか・・・一日苦労感だけが残った本日の出来事でした。
まぁ、会の設立は賛同者の圧倒的賛成で達成出来ましたから、ホッとしていますが・・・・。
No.9 2018年02月10日 
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《白黒決着のコラム⑨》 切断

「最近の若い者は・・・」年寄が良く言うフレーズだ。しかし、考えてみれば己自身もその昔は若かった筈で、その当時の年寄達からはやはりおんなじことを言われていたと思える。
つまり・・『年寄叱るな行く道だから、若者叱るな来た道だから・・・』という事に為るのかね。

そう思って私は大抵の事柄は我慢している。
しかし、昨日はガッンと言ってやった。若造・・否、少年に!!

私は囲碁をこよなく愛しているから、ほんの小さなコミュニティだけれど、そこで小学生や幼稚園児達に囲碁の基礎を教えている。
小さい子どもたちは13路盤やら9路盤で白黒の石を並べて取ったり取られたり、その姿がとても楽しそうなんで、私の気持ちもとても和らぐんだよ。
中には小さいから、自分の石を取られると泣いてしまう子供も居て、そんな時はなだめすかすのに大変な思いをする。特効薬は御菓子だな(笑)
大人から見れば大した事がない場所に石を打ってきても、「おっ!すごく良い手だなーぁ。オジサン困ってしまう」とかなんとか言いつつ褒めてやると、子供は意外と囲碁にのめり込みやすくて、ドンドン次を打ち進め、次第しだいに囲碁のテクニックを自分でより深く思考するように為るもんだ。まぁ、子供の教育法は【褒めて伸ばす】と言うテクニックも存在する訳で、そこから院生へと進んでいったキッカケ作りをした事を、二人の少年で実績として過去に私は持っている。

二週間前に、一人の小学生が13路盤で大石を獲られそうになり、「イヤイヤこれでどうだーぁ」と、ふざけ半分2個置きをして頓死する事を免れようとした。子供にしてみれば13路盤で9個置きの対戦なのに負けようが無いと思っていた筈を、大人から大石を獲られてしまう悔しさで、その場を「子供の我儘しほうだい」的ポーズを繰り出す事で、逃げようとしたんだと思う。
其の碁はやり直しとして又次の対局へ進んだけれど、またもや敗色濃厚。
すると、再度の負けを覚悟したのかどうか解らないけれど、その子はいきなり(ちゃぶ台ひっくり返し)をして、泣き始めた。
私の感覚では、悔しい思いは次へと上手く繫げられれば次第に手が伸びて行くはずという思いが有ったから、今週その子が来た時に、また13路盤で6目置いて打ちました。その子が良い手を打った時は褒めてみましたが、余り表情に変化は感じられませんでした。其の後、ヤッパリ大石が取られて負けてしまい、次はその子よりも年下の女の子と打つ事に為り席を移動。でも、其の子が対局を始めた女の子は年下であっても、其の子よりも強いんですが、そんな事は男の子は知る由も有りません。おんなの子に見事に負けてしまい、打ち終えたところでヤッパリ(ちゃぶ台返し)をして、囲碁教室に付いて来ていた母親の元へと走って行きました。
「何時もあんな感じなんですか?」と、私は母親に聴いてみました処「我がままなもので済みません」と謝っておられました。

私の知り合いで犬の訓練をしている方が居ます。
犬と言う動物は、徹底的に犬の序列を最初に教え込む事が肝心なんだそうです。犬は自分よりも格下だと思うとその相手に対して我がまましほうだいと言うか、言う事すら聴きません。つまり制御不能に陥ります。
犬とは異なって居ても、一般の家庭生活でも家庭内の序列は何時でもキチンとして居なくては、いずれ家庭崩壊への道が開けてしまいます。
この少年が我がままなのは、多分家庭生活で親の指導・発言力が間違って子供を育ててしまった結果だと思われます。

「今日は囲碁を打つマナーから教えます」
と例の子供に宣言して石を打ち始めました。子供が負けそうな場面が近づいて来た時に「此処で碁盤をひっくり返しても良いけれど、お前さんが自分で全部片づけるんだからね」
ニコニコ顔とは違うその場面を悟ったのか、今日はキチンと13路盤で私と1局、他の子供さんと6局、教室の終了時間まで囲碁を打って、母親に連れられて家へと帰って行きました。
時として、ハッキリと大人が子供に言いきる事は大切なんですね。例え他人であっても・・。

今、日本は少子化の時代で、子供を大切に育てねばなりませんが、お隣の中国では、以前の「一人っ子政策」の悪影響が出てきているそうです。
それは何かと言うと、「子供は王様」
今や中国の大人たちは、子供に振り回されているそうで、子だくさんの時代で有れば子供の生存競争も激しく、生きるか死ぬかが第一で我儘なんぞはコレッポッチも言えなかったはず。

チョットだけ言わせてもらえば・・今の日本も中国や韓国にガッンと言うべき事は言わなければならないぞ!

・・・・・・チョット脱線したので、話を戻すと・・・

パンダで囲碁を打っていると、負けそうになった相手がいきなり切断する事が有ります。
マナー違反なんてのは、こうした事を平気でする相手だから何とも思っちゃいない。
勝つ時ばかりじゃないから、私も時として切断したいときは正直有りますが、それをしないで踏みとどまれるのは、自分自身のプライド。

この「切断」を平気でする相手には残念ながら【ガッン!】と言い様が無いのに困るんですわ(笑) ヤッパリ、ネット社会だからと諦めるだけですかね(笑)
No.8 2018年01月13日 
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《白黒決着のコラム⑧》AI元年

一昨年は囲碁界にとってAI元年で有ったように私は認識している。
AlphaGoが韓国のトッププロと4番勝負を繰り広げ、その対局に世界の人が囲碁関係者だけでなく注目した。その結果はAIの4勝1敗という圧倒的な強さを世間に見せつけて終えた。
しばらくすると、その年の年末にMasterと言う進化版が突然現れ、世界の名の有るトッププロを相手に60戦60勝という結果を残し、あっと言う間に姿を消した。
囲碁界で今まで長年にわたってお題目のように言われ続けた定石の幾つかが??マークを付けられるほど、AIの打つ石は斬新なものだったし、人間に衝撃を与える進化を、自らの自己学習で遂げていたのだ。

それから一年が経過してみると、プロ棋士がこぞってAIの打ち方を研究していたのである。言いかえると、いまやAIがプロ棋士の先生役に立場を変えてしまった感もする。

プロ棋士だけでなく、アマチュアの打ち手もAIの石の動き方に注目しており、それを採用しているのだ。

今やAIが打つ石の意味する処を、早い者勝ちのように、世界の囲碁界が研究し始めた。

このPANDA囲碁図書館の班長mijinko氏から「一般図書館に行くと、色々なCDやDVDが貸出し可能と為って居ますので、このPANDA図書館でもAIソフトの取り扱い説明書や解説書を置きたいと考えますので、是非ともhonestyboyさんにAIソフトについてのコーナーを担当して頂けないものでしようか?」と言う要請を頂きました。

今や囲碁ソフトで囲碁を研究しておくことは、避けて通れない道だと思いますので、微力ながら日本で販売されている有力囲碁ソフト2本を、PANDA囲碁図書館で私が解説して行く事にしました。

新しく立てるコーナーにそれを書き進める事と為ります。

《天頂の囲碁7・・取り扱い方と上手な利用法》
《銀星囲碁18・・・取り扱い方と上手な利用法》

上の2本のコーナーは別々のコーナーとなります。
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