|
|||
(ID: - )
|
パンダの会員ならば誰でもが思う事《少しでも今よりは強く為りたい》 《まった~あり》の班長tensobaさんは、皆さんの囲碁ライフが少しでも楽しく為る様にと思いつつ、この《まった~あり》の板を立ち上げましたが、その片方では、【棋力向上に皆で取り組みたい】との思いも有って此の板を立ち上げて居ます。 定石解説や棋譜解説等で、プロの人の解説が「ここはこう打つべき・・・」等と説明して有っても、時として「否、少し違うのでは?」と思われた事は有りませんか? 何でプロと違う感覚判断が起こるかと言えば、それは百人百様であるからに他なりません。 同じ場面でもプロでさえ異為る意見を述べる事が有るのを聴けば、人それぞれの感覚の差なのだと言い切れます。 そこで、《まった~あり》のメンバーの過去の棋譜等を此の板に持ち込んで、《此処はこう打つのが委員会?》等と、色々なご意見や感想を、自由に述べ合って、少しでも疑問点を解決していきたいものです。 それがとりもなおさず、皆さん方の棋力アップにつながって行くものと思う訳です。 どんな棋譜でもかまいませんので、此の板へと投稿してください。皆さんで寄って集って自由闊達な局面検討を繰り広げましよう。 |
|
|||
(ID: - )
|
comet505さんの棋譜について 24,44,48手目にコメントと参考図をいれました。 ヨセは確かに、お相手の黒さんが一枚上でしたね。しかし、ヨセはそのうちうまくなると思いますので、わたしが気になったところを一部、参考図とコメントしてみました。 |
|
|||
(ID: - )
|
No12 comet505さんへの感想 上位者に対して恐れおおいですが、序盤は黒が上辺で小さい白石をとってる間に、白が外回りの形を作って好調に見えます。 私が違和感を覚えたのは122手目のツケで、中央が薄くなり相手の先手ヨセが増えた印象を持ちます。 天元の上か、あるいは何も打たず中央は黒に任せるなどはいかがでしょうか。 |
|
|||
(ID: - )
|
santamaさんの参考になるとよいのですが、 黒105手目あたりから相手の模様を囲わせにいってます。 相手の模様を囲わせつつ中央の黒を厚くし、右上の白を攻めながら右辺に地を作る狙いです。 最終的に右上白を取れたのは出来すぎですが、白石が生きていても黒優勢だと思っています。 相手の模様を遠くから囲わせると自分にも厚みや地が生じるので中央の地はこだわるほど大きくないという例になるかと思います。 中央の地で勝負するときは、意欲的に囲いにいくのではなく石の流れで自然と中央に地ができるような打ち方がコツ、といっても感覚的で難しいのですが、武宮九段の自戦解説を読みつつ棋譜を並べるとなんとなくわかるような気がします。 |
|
|||
(ID: - )
|
【前半の白番20目以上有利の展開を後半の寄せで逆転されてしまった一局の検討依頼】 白120手目・・・24目有利 白210手目・・・6.5目有利 白218手目・・・1.5目有利 最初のスタートでは白の有利展開が続いてますが、最終の271手目を黒が打ち終えた時点で、黒18目勝ちと為りました。 白が負けパターンに入って行く一番の大きな要因は、先手寄せの手順だったのかどうか? あるいはもっと良い手が有ったのを、私自身が気が付かないだけなのか? 皆さんの御意見をお聞かせ下さい。 宜しくお願い致します。 |
|
|||
(ID: - )
|
N04 santamaさんの棋譜について 一点のみ、感想です。 neruさんもご指摘の白6 この手に関するneruさんのコメントは100%正しいと思います。プロもたぶん同様のことをいうでしょう。しかし、santamaさんの言われるように、「お邪魔虫」としての石という意味は、すごく理解できます。santamaさんの8手目を見て、センスのよさを感じました。 さて、一歩上の碁を打つためには、「お邪魔虫」的な石をさらに、いわゆる「様子見」的な石へと進化させることが重要です。様子見の手とは、よくあるのが、コゲイマジマリの石に付けるとか、放置しておけば何らかの手が生じますよ、的な石です。 弱い石の群れがあって何とかサバきたいというときに、プロはよく、その周辺の敵の石にツケを打ちます。石はツケられると何らかの「利き」が生じますので、その「利き」を利用して、ちょっと離れたところにあるその弱い石たちの援軍にしたりするのです。 santamaさんの白6は確かに棋理にははずれていますが、考え方というのは面白いと思います。近代の碁では常識と思われる手を布石で打つと、どうがんばってみても不利になる布石が沢山あって、日本のトッププロたちが中国、韓国に負けるのは殆どその布石に持ち込まれるからだというのが、よく言われる点でもあります。白6は確かに悪手です。ですが、白8を見たときにすでに、悪手から「そんな手もあるのかな」くらいまでには変身した気がしました^^。 勉強させていただきました。 |
|
|||
(ID: - )
|
対neru戦 neruさんは、しっかりした碁をお打ちになられます。 neruさんとの一戦ですが、おそらく93手目までは、黒番neruさんが優勢です。 93と白が待ち構えている包囲網の中でノビを打ち、戦いを挑んでこられたので、形勢が不明となりました。 ですが、戦う姿勢というのはとても大切なことです。 相手が自分よりどんなに格上でも、戦いを挑むべきです。 特に互先では、黒はコミがありますから、互角のわかれではいけないんです。そういう意味でneruさんのようにどんどん戦いに行く姿勢はすばらしいと思います。 |
|
|||
santamaさん
|
あ、もう一つ書き忘れてました。 neruさんご指摘の白6の件なのですが、どこかの展開で黒はこの6を取りに行くか、周りに何らかの手をかけなければならない、お邪魔虫として置きにいっている石なので、少なくともこの6は捨てる可能性が高い石であると同時に、お邪魔虫ですから、放置していると侵食しますよ。という自分の手数を稼ぐときにいじくるための石としています。 これをこちらからあえて救いに行こうという意図はあまりない石です。 この局の場合は、6と20があることによって白地にこそなりませんでしたが、隅の黒地の大部分を無効化できたのと、右側への足がかりとして成長できました。 tensobaさんの捨ててナンボ、という考えを聞かなければ捨てるというジャンルにはあまり手を出そうとは思わなかったと思います。 囲碁は石(労働者)を働かせる経営者のゲーム、と聞いて、考えさせられるジャンルでした。 転職してからは労働者ではなくなりましたが、それまでは労働者を切り捨てるなんてトンでもない!っていう発想しかなかったかもしれません。 |
|
|||
santamaさん
|
自分の中での常識的な手で、もし模様を消しにかからなければ、というのをやってみたんですが、10目弱くらいの差で勝てていたようですが、相手がもっと考えてウマい手を出してきたら勝てないかも。というある意味での恐怖感のようなものが、こういう模様を作られたときに湧いてくるんですよね。 平穏に過ぎて100手目くらいでそれが顕著になってくるのが結構あるのと、考えすぎかもしれませんが、こちらが負けているのに続けるというのは、相手の時間にも損をさせているし、自分の時間も無駄になっているという気分のほうが先に来てしまうというのもあります。 それから、以前、嫁のお兄さんと対局をしたときに、よくおっしゃっていたのは、中心部はメロンやスイカに例えると、一番おいしいところで、側よりもウマい。という話で、それもあってか、やはり中央付近に、ああいう形を作られると気分的にウマくない気がしてくるっていうのもあります。 これも、やはり心理戦?でしょうかね 笑 隅の方の10~20目よりも、中央で厚みと模様を、という棋風をお選びになっているようです。 |
|
|||
(ID: - )
|
santamaさん 黒95から左方黒壁まで6間で5列囲わせて30目(白116の手に下からツケて囲う場合)、白はコミもあるので中央を囲っていたら黒不利だと思います。 白118は左辺の白1子は右下から援軍を送ることもできるので中央の白1子を上辺へ逃がすほうがわかりやすいと思います。 模様は囲うだけだと意外と効率が悪いので、相手が模様を張っても無理に崩すことないですよ。 |
|
|||
santamaさん
|
neruさん、添削ありがとうございます。 正確には黒95手目を打たれて、96手目にして。と表現したほうが良かったかもしれませんね。 黒95からは、この対局でもあったとおり1間の117、2間の127となり、ほぼ中央の大部分を確定させるような手になり、自分にはまだそれを崩せるだけの実力と工夫を持ち合わせていません。 何ですかねぇ、白116はやっぱり打たないで続けていったほうが無難だったのでしょうかね。地合としては負けている気がしなかったんですが、中央を捨ててもよかったんでしょうかね。 |
囲碁の株式会社パンダネット Copyright© PANDANET Inc. All right reserved. |