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このコーナーは、棋力向上の為に購入したり、またはどこかで読んだ囲碁に関する諸々の囲碁参考書や囲碁本等で、パンダ会員の皆様に「これは中々良かったですよ」とか「読んでいて感動しました」等の良書等を御存じでしたらば、是非ともこのコーナーで、会員一同で勝手にアップして、皆で囲碁を今以上に楽しい世界へと広げてみましよう。 |
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新聞の囲碁欄切り抜き 私は前回言いました通り「囲碁の参考書に多額の投資をしても、其の事だけで必ずしも棋力が上がると言うものではない」・・・と、常日頃から思っているので、自分自身に納得のいく囲碁の資料を集める事にしています。 そのひとつが、新聞の囲碁欄の切り抜きです。 新聞の切り抜きについては、囲碁の展開を上手に解説出来る人か否かによって囲碁欄を切り抜いたり切り抜かなかったりしては居ますが、世間で注目を集めている様な対局が打たれた場合、必ずしも我が家の新聞にそれが載ると言う保証もないので、そのような場合は近くの市営図書館まで、新聞の囲碁欄のコピーを撮りに行くこともあります。 長年こうした囲碁欄のスクラップ帳作りをしていますと、その時代その時代で囲碁界の動きがどのようなものであったのか、割合鮮明に脳裏に浮かんできますので、とても良い資料だと思う訳です。 今はインターネット社会が進んで、すぐにでも昔の資料等打ちだす事も可能ですが、それとは別に長きにわたって集めて来たスクラップ帳には、とても愛着が湧くもので、其処に小さく鉛筆等で書き込んだ自分自身の考え方など再度見直すと、自分の進化の道を振り返っている様で、本等の参考書とはまた違った勉強法なのではないでしようか? 私が住んでいます埼玉県は、昔から囲碁のレベルが全国平均値の中でもかなり上の方に位置していて、多くの強者が犇めいて居る事で知られています。それが最近ガラリと様変わりして「埼玉の若手パワーは凄い!」と言われるようになりました。 特に、小学生や中学生、はたまた高校生と言った処が、常に全国大会のトップランカーとして名前を出し続けて居ます。 写真に乗せて有る≪川口飛翔vs林隆羽≫戦等はプロ棋士でさえも注目するアマの対局で、手に汗握る様な戦いが新聞紙上で読めるのは、プレミアムものかもしれません。 埼玉の若手である 中島光貴君 林隆羽君 林朋哉君 川口飛翔君 これらは過去に皆院生生活を経験しておりますが、将来の生活が必ずしも棋士志望第一とは思って無かった様で、若者らしい物の見方だとは思えます。 特に、川口飛翔君等は院生Aクラスの1位をかなり長く続けながらもプロを目指さなかったのには、チョット戸惑いすら覚えました。 川口君は子供棋聖戦高学年の部で2年続けて優勝し、其の記念に張羽棋聖と3子での特別対局を打ってもらい堂々と勝ち切っているのですからビックリします。 新聞の囲碁欄切り抜きも、違った意味での楽しい蔵書と言えるのでは無いでしようか?? |
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碁の戦術(アマの知らない21の秘策) この板主のmijinko氏から、このコミ二ティーへのお誘いを頂きましたので喜んで参加させていただきました。皆さんと楽しい囲碁の世界を広げて行くことが出来ればこの上なく嬉しいと思います。 さて、私の囲碁関係の参考書類の購入方法をまずはじめに申し上げますと・・・囲碁の参考書と言う物には流行廃りがないので、基本として中古本を安く買い求めても、それで充分との認識を持っています。 今回紹介する 碁の戦術 も、B★★offなる中古本の再販売店で、一冊200円で手に入れたものです。中身は全くの新品同様の本で、他人の書き込み等ありませんでしたから、定価の5分の1で手に入れたと言う事に為ります。 囲碁の本を買うのはこれで充分なんじゃないでしようかね(笑) 囲碁大事典みたいな凄く立派な本を大枚はたいて買い求める程私の棋力は高く無いので・・・。 この本の中身を少し紹介しますと、 アマチュアとプロはどこが違うのか?と言う囲碁の根本的な思考方法を、この本から学び採らせようと言う著者の愛が本の各所に溢れていて、とても良心的な本であると言う一点にまとめる事が出来ると思います。 目次の一部を紹介してみますと、 ★定石の運用 ★軽く打つ ★取り方・取らせ方 ★利かし、そのタイミングと反発 ★手割り 等など、アマとプロの考え方の差を親切に解説してくれています。 読み進める程「目から鱗」的な感覚に落ち込みます。 アマ最大の欠点である無意識のアタリ等が、この本でいかに悪手で有るか正しく理解出来、読み終えたら何か自分の腕が上がった様な不思議な感じを受けて、さっそくパンダで対局相手を探した記憶が有りました(笑) 勿論、連勝を重ね今日の私の四段へとステップアップして行った、価値有る一冊だった訳です。 まぁ、200円の本一冊だけで段位がたちまち上がるなどと言う事は無い訳ですが、「目から鱗」的なコペルニクス展開が有った事は確かだったので、皆さんもどこかでこの本を見かけたら、是非とも目を通して見られる事をお勧めします。 この本の初版本の発行日は2008年なので、各地の図書館等に蔵書として有るかも知れません。 |
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美の有段詰め碁100 上巻・下巻 今、囲碁界で詰め碁作家四天王と言えば、張九段・河野九段・山田九段・大橋六段なのだそうです。 そこへ最近林漢傑七段や芝野虎丸七段等が詰め碁作家として加わって、囲碁棋士の世界は今や詰め碁作家の花盛り状態だそうです。 上記の棋士の方々は、2017年の詰め碁イベント「パンダ先生に挑戦」においても、プロ棋士相手に難しそうな詰め碁の問題を提供した方々です。 棋力向上で欠かせない要素の一つに『(詰め碁)を解く』と言うのが在ります。 私も囲碁の力を伸ばしたくて、過去に色々と詰め碁の参考書を買い求めた経験が有ります。 あれはダメ、これもダメ・・・と、色々詰め碁の本を手あたり次第に買い求めては見たものの、何か今一つ自分にシックリ来る詰め碁の参考書に出会う事が無かった訳です。 偶々、日本棋院の2階購買部へ立ち寄った処、知人が「この本は優しい問題からスタートして、最後は何日も考え込んでしまう様なアマチュア七段辺りを対象にした超難問まで、様々なバリエーションを含んだ、とても良い詰め碁の本なので、是非とも読んでみてはどうかね?」と勧められ、2冊で2000円+消費税分のおカネを支払って買ってみました。 勿論、パンダネットで白江先生が出題なさっている「毎日一問」は、欠かさず挑戦していますが、其の他にこの林漢傑七段の「美の有段詰め碁100」にも目を通しています。 最初はどの地点が詰め碁の肝なのか解りませんでしたが、この本と戦っているうちに、「此の地点に相手の石を置かれると2眼以上が出来てしまうから、此処が肝だな!と、逆読みで急所を発見するの が楽に為りました。 そして、林漢傑七段の美しい詰め碁の形を感動を持って理解出来つつあります。 詰め碁は、先ず優しくとっかかり易い処から始めて行くのが、詰め碁を続けて行く秘訣ですから、そういう意味ではこの本はとても良い本だと感じて居ます。 ちなみに、関西棋院の創始者である故・橋本宇太郎九段は生涯に詰め碁を三万題作ったとのコラム等この本に記して有るので、『詰め碁三万局て凄い!」とビックリしました。 林漢傑七段もその橋本九段に触発されて、今でも毎日コツコツと詰め碁を作っているとの事です。 |
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